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生榎忠

兵庫県立美術館-「芸術の館」榎忠展 美術館を野生化する 〜11月27日(日) 行ってきました『榎忠展』。 たまたま都合のつく日が今日ぐらいしかなかったのですが、このまえ自分のエントリーに書いてたくせに、今日がイベントの日だということはすっかり忘れてま…

来るべきチュウ

兵庫県立美術館-「芸術の館」榎忠展 美術館を野生化する 2011年10月12日(水)〜11月27日(日) 榎忠。私はみたことのない作家なのだけど、たぶんmihalitaさんがお好きだったんでは。よい機会なのでぜひ観に行ってみたいです。 関連イベントも盛りだくさんみたい…

眼が楽しい一日

すがすがしい気候の連休初日。JR京都駅の観光案内所に朝からあふれかえる観光客の群に驚き、あわてて市バスに乗り込んで出発。 『ZIPANGU』展(高島屋京都店) ほぼ山口晃めあて、あとは実見するのは初めての鴻池朋子を楽しみに出かけた。天明屋尚、上田順平…

のっぺり続く例外状態

『戦争×文学 次世代フォーラム』奥泉光×華恵×高橋敏夫トークライブ(9/25 ハービスHALL) 行ってきました。《集英社創業85周年企画》として発刊中の全集『戦争×文学』について語るという催し。もちろん奥泉さん目当てだったのだけど、華恵さんのきびきびと的確…

違う意味で増長

ひさしぶりに気持ちよく晴れた土曜日。午前中の京都岡崎界隈はしかし、GWに観光客が出尽くしてしまったのか、やたらな人出という感じもせず。ただし、ガイドブックやウェブでよく取り上げられているような飲食店の前をお昼前に通ると、どちらも行列ができて…

なにごともなかったような土曜日に

森村泰昌『なにものかへのレクイエム ― 戦場の頂上の芸術』 at 兵庫県立美術館 前から予定していたお出かけだったけど、この大災害の翌日というより真っ最中に、(慎むとかそういう意味ではなく)自分がどういう気分になるか予測がつかない*1ので行こうかど…

むずかしなつかし

ロトチェンコ+ステパーノワ─ロシア構成主義のまなざし 滋賀県立近代美術館 〜 8月29日(日) できれば今日(8/21)亀山せんせいの講演にも行ってみたかったけれど、(人出の多い土曜日に出かけていくこと自体プラス、もし混雑していたら席を確保したりするた…

女性作家の展覧会ふたつ

パリ・三越エトワール 「東方彩夢 森田りえ子展」 帰国記念展 (魚拓) 京都大丸6階大丸ミュージアムKYOTO 美しい花や女性を、そのうえにまた美しくと念じる力強さが満ちた、迫力ある画面のかずかず。 森田りえ子オフィシャルサイト 成田順子人形展 高台寺特…

氷雨に濡れつつ幻想を呼吸してきた(3/10(水))

(ちなみにこの日の神戸の空模様/山模様はusokiさんのこの日記のとおりでした) 小企画:山本六三(やまもとむつみ)展−幻想とエロス 於 兵庫県立美術館 地元出身の画家ということで、常設展というか収蔵品(コレクション)展のそのまた一部という規模で展示…

観たり聴いたり

http://www.kamigata-ginka.jp/backnum/exp_bn/10_02a/10_02a.html 潔癖で、ちょっと頑固そうな女の子を作り続けている人形作家の中田久美さん。画像のとおり、ぱっと見には無地を重ね合わせた抑えめの装い…ですが、長襦袢のそれも振りからは見えない部分に…

自由の輝き

『高橋真琴の夢とロマン展 - 少女達の瞳が輝く時』美術館「えき」KYOTO 〜2月21日(日) ここ数年は、秋に西宮市夙川のギャラリーで開かれる個展*1を楽しみにしています(私よりも母が)。今回の展覧会は、デビュー直後の貴重なマンガ原画から、過去に発売され…

絢爛力。

http://www.yasujiro.jp/ (相国寺承天閣美術館)

お堂で阿修羅をみてきた

| イベント案内 | 年中行事とイベント案内 | 法相宗大本山 興福寺 これ書いているのは11/20ですが、昨日11/19行ってきました。この3連休で展示終了なので、せめて混雑のマシな平日のうちに…と考えたのですが、午前10時30分ごろ興福寺に到着、拝観券を販売す…

きらきらの一日

高橋真琴個展「ジュエリー・ボックス」〜夢の宝箱〜 2009年11月6日(金)〜11月23日(月/祝) ギャラリー小さい芽 週間予報では雨降りで心配していたのですが、当日が近づくにつれ良い予報に変わっていき、けっきょく思いがけない晴天に。 毎年秋の楽しみ、…

女を経ずして婆になる道を求め

国立国際美術館『やなぎみわ 婆々娘々(ボーボーニャンニャン)!』 きのうはおじいさんのことを書きましたが、きょうはおばあさんでいっぱいの展覧会でした。少女と老婆の直結。すなわち現役女がバイパスされた不思議な世界。 多くの場合、おばあさんという…

蓮にちなむ展覧会

これはid:rucciさんなら、もうご存じかな!?高麗美術館: 2009年度夏季コレクション名品展「蓮の清香−君子の花 浄土の花」2009年7月3日(金)〜9月27日(日) 前期:7/3(金)〜8/16(日) 後期:8/18(火)〜9/27(日) サイトの画像はいまひとつジミなんですが、き…

リハビリ名目で外出

『手描きジャワ更紗展 南洋のろうけつ染め』ギャラリーテラ(〜6/28) ご夫妻で現地の職人さんを使ってプロデュースされているらしい→gallery studioくらくら。とにかく点数豊富に展示されていたので、「○○な感じの色柄でワンピースが仕立てたいから、いいの…

“収集曼荼羅”=杉本博司『歴史の歴史』展

NMAO:国立国際美術館 杉本博司『歴史の歴史』展 (5/19鑑賞) まっさきに私の頭に浮かんだ下世話な疑問:アーティストって言ったらまさかお金持ちではあるまいに、これだけのコレクションを購入するお金はどこから?……だったのだが、杉本氏は写真で超有名に…

『小袖 江戸のオートクチュール』展

大阪市立美術館 『小袖 江戸のオートクチュール』展 (5/19鑑賞) 出かける前の気持ちは杉本博司展のほうがメインで、正直こちらはついでにサッと観とくか…というつもりだった。「ちょっと昔」の着物をみるのは大好きだが、「すごく昔」となるとどうかなぁ……

おそるおそる出かけて美術鑑賞

大阪市立美術館 『小袖 江戸のオートクチュール』展 ↑5/22の日記に感想を書きました。 NMAO:国立国際美術館 杉本博司『歴史の歴史』展 ↑5/26の日記に感想を書きました。

晴ればれ美術鑑賞(絵は暗め)

前日までの天気予報から、ほぼ曇天の一日を覚悟していたのに、予想をうらぎる穏やかな陽射しに恵まれた。後で聞けば今日は〈啓蟄〉だったそうな。いかにもそんなお天気だった。 兵庫県立美術館-「芸術の館」-【ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展】

痛々しくないサービス精神

『さて、大山崎 〜山口晃展〜』2008年12月11日(木)〜2009年3月8日(日) アサヒビール大山崎山荘美術館 精細なのにしつこくない筆致で描かれた可笑しくも静かな世界。もちろん実物をみるのは初めてで、その美しさにびっくり&うっとり。とても欲しくなって…

展覧会、買い物その他

川村悦子 個展 自然のかたちを求めて(11/15〜12/6) イムラアートギャラリー 伊庭靖子展(11/1〜11/30) eNarts ここに書いたとおり、ハシゴできる日が他にはもう無い、という土曜日に、いかにも混雑してそうな京都へしぶしぶ出撃。 画廊から画廊へ、桜馬場…

アール・ブリュット展

http://www.shiga-kinbi.jp/art_brut/index.html こちらの好みにかなりピタっと来るもの、どうしようもないもの、(当然)いろいろな作品がありました。『西瓜糖の日々』の挿絵があるとすればこんな感じ。また、『隠し部屋を査察して』の登場人物が作った作…

ふたつの愛のかたち…に涙

びわ湖ホール声楽アンサンブル第40回定期公演 イギリスバロック 〜ふたつの愛のかたち ジョン・ブロウ作曲/歌劇「ヴィーナスとアドニス」(演奏会形式) ヘンリー・パーセル作曲/歌劇「ディドとエネアス」(演奏会形式) この時代のちいさなオペラだと、昼…

タイタニック号3等船室の如き大混雑

舞台の上や通路まで聴衆でいっぱい。毎年大盛況のイヴェントだそうで、初めて出かけた私はびっくりしました。 http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/academy/2008/lecture-concert2008.html 「PTSDの症状が初めて“発見”されたのは、一般市民が戦場に駆り出され、…

ことしも高橋真琴展

秋の恒例行事、「高橋真琴個展」を観に行きました。→会場:ギャラリー小さい芽 ギャラリーのブログでも紹介されているとおり、本年の目玉(?)は、貴女もおひめさまになれる!顔出し写真パネルが設置されていることです。母と私の中高年コンビも撮り合いました…

川村悦子・伊庭靖子の展覧会を観に行きたければ(自分用にメモ)

川村悦子 個展 自然のかたちを求めて(11/15〜12/6) イムラアートギャラリー 伊庭靖子展(11/1〜11/30) eNarts いっけん日程に余裕がありそうなんだが、前者が「日祝休廊」、後者は「金・土・日のみ開廊」(!)というスケジュールのため、この2カ所を同…

死ぬことも眠ることも忘れることもできず

■松井智惠展「寓意の入れもの ー AN ALLEGORICAL VESSEL」(信濃橋画廊) 一貫したテーマのシリーズとして続けられている制作のようなので、今回だけではよけいに意図が解りにくかったのかも。水と火のあいだに鏡(あるいは水銀?)を思わせる映像を並べたビ…

見なきゃ損

というわけで、真夏のギラギラした陽射しを浴びつつまたも市中をひと巡り。 常設展「源氏香の世界」と「現代京都画壇による源氏物語絵」(京都文化博物館) 関連リンク:京都文化博物館で「源氏香の世界」展-松栄堂松寿文庫所蔵品を展示 - 烏丸経済新聞 ガ…