これでひとまず安心

 先日書いた紫のチャートの正誤について、昨日やっとデザイナーさん(いちおう本人名義のメルアド)から返事が来ました。やはりというか当然というか、チャートの記号が正しくて、表紙の写真が間違っていたということです。


「うちのステッチャーさん*1が勝手にああしてしまったみたいです。チャートのほうに従って刺してください。この事を私に知らせてくれて感謝しています。混乱させてすみませんでした。」
 
 だいたいそんなような内容のお返事でした。まぁ最低限こちらの言いたかったことは伝わったみたいだし、いちおうスミマセンという気持ちが含まれていそうな(笑)きちんとした対応だったので、とりあえずホッとしました。
 実は、最近ほかのところでも似たようなことを見かけました。


 アメリカのステッチ雑誌を眺めていたら、読者からのお便り欄に、「先月号のこれこれの作品、写真では○○色で刺してありますが、チャート通りなら△△色でないとおかしいのでは?」という質問があり、編集部からの返事は「Oops! うちのhome stitcherの刺し間違えです。ふだん優秀な人なのでこちらもチェックしていませんでした。」というものでした。
 完成写真の方が間違っていても、チャートが間違っているのにくらべればそれほど迷惑はしないものの、やっぱり困惑しますよね。雑誌でなくてちゃんとした独立のブックレットとして買ったものだと、ミスがあったらよけいに悲しいです。気をつけてほしいものですね〜・・・
 
 でも作品自体は刺していてもなかなか楽しい。とりあえずチャートを信じて良いのね、ということで引き続きせっせと刺します。

*1:ここでいう「ステッチャー」というのは、デザイナーの指示に従って実物の製作・作業を行う人ですね。編み物の世界でも、「ニッターさん」と呼ばれる仕事があるみたいです。