被布を無理やり着せてみた

 
 「まだ暑いから・・・」「暑いから」「まだもうちょっと・・」と真夏の絽の着物をズルズルと着せたままにしていましたが、いくらなんでもお彼岸も過ぎましたので*1、とりあえず単衣の着物に(ほんとは間もなく袷の季節なんですが)。でも初夏とまったく同じかっこうでは芸が無いし、苦肉の策で「被布(ひふ)」をきせました。
 一応お人形のサイズに合った寸法で仕立てたはずなんですが、どうもブカブカして衿周りが空きすぎ*2、しかも地色がキモノの色と変に近いので(被布のほうがやや紫み)この組合せにもぜんぜん納得していないのですが、せっかく作ったものなのでまぁ一度は着せてみようと。もっとこの被布によく合うような色柄のキモノを、いつかきっと作るつもり・・・お人形の顔が不機嫌そうに見えるとしたらそのような事情によるものです(--)ゞ。

 襟元の紐飾りは、「アジアン結び」というのが流行った頃に出た本を見て結んでみたもの。ちょっと色がケバいけど、地味な色の紐だとこれまた何となく似合わないんですよねぇ子供のキモノなので。良い色が他に見つかったら取り替えることも考えます。

*1:それどころか今、石焼きイモ屋さんの車が通りましたよ。秋深し。-21時35分

*2:考えてみたら、下に着ているのが薄着でボリューム不足なせいか。