たぶん地域猫

 先日も書いたように、近所で保護された猫の一群には成猫が3匹いたらしいのですが、成猫はなかなか引き取り手を見つけるのが難しいということで、不妊手術を受けさせたのち元の場所へ放されました。これからの季節は寒さも厳しいので、とりあえず飢えないですむよう、ドライフードを置きにいってやることになりました。でも戻された3匹全部がまだそこら辺にいるのかは不明。私が毎回出会うのがこの猫です。


 前回のお皿を片づけたり、新しい皿にフードを盛りつけたりしている間じゅう、ずっとそばで見ています。眼が合っても逃げたりしない、みょーな図々しさ。これが生き抜く知恵なのね!・・でもほんとにあの子猫たちの母親なのか? この体格にこの顔、どうみてもオッサンくさいです(どこかで聞いたような・・・)。いずれにせよ哀れなことに変わりはないので、しようがなく給食を出してあげます。


 頭頂部に、塩ふき昆布『えびすめ』を左右各一枚貼り付けたようなブチが特徴。よって、単に「えびすめ」または「えびちゃん」「えびさま」などと呼び慣わしています。でも、「えーびちゃんっ」と呼びかけても、本猫はやや顔をそむけたりして不満そうです。