東雅夫『クトゥルー神話事典・第三版』（学研Ｍ文庫）が届きました。
1995年に初版が出た後、2000年に『新訂』が出て、今回めでたく『第三版』となったこの本。「大増補」されているというのですから、これまで買いそびれていた甲斐があるというものです。はてなダイアラーさんでもある山田英春氏のカヴァーデザインも、うにょうにょしていて素敵（もっと大きな絵でじっくり見たいです・・・）。
私が持っているクトゥルーというかラヴクラフト参考書は、『幻想文学』の別冊として出た『ラヴクラフト・シンドローム』（1994）のみ。あれも用語集とか事典的なページがけっこう充実していて、これまでラヴクラフト作品を読みながらたびたび参照して、重宝いたしました。クトゥルー全般についてもそれなりに載っていましたが、『クトゥルー神話事典』のほうは更に網羅的で頼りになりそうです。
ラヴクラフト以外のクトゥルー物については（意識的には）殆ど読んだことがないし、これからもあまり読む予定は無いのだけど、だからこそ資料としてはまとまったものが手元にあると安心です。まずは巻頭の「クトゥルー神話の歴史」を読むつもり。
それから、
購入者特典のお知らせ
ビーケーワン
2007/01/23 18:17:02
本書を２００７年３月１５日（木）までに当店にてご購入の方に、特典と致しまして東雅夫書き下ろしエッセイ『クトゥルー神話事典・第三版』執筆余録」テキストの配信をプレゼントいたします。配信時期は３月下旬を予定しています。どうぞお楽しみに！
とのことなので、こちらも楽しみ。興味のあるかたは、ぜひbk1で購入して下さい（笑）。
