ゴーヂャス文庫カバー

 先日から“ステッチ(の後始末)の神様”が降臨しているらしく、私にしてはけっこう手が進んでいます。

と仕立物が続いたため、ついでにずっと放置してあったステッチ物を仕立ててしまいました。

 Teresa WentzlerさんのPeacock Tapestryという名作デザイン、今はもう廃番になっているようなのですが、その図案中の一部(孔雀さんを囲む四隅にある部分)をアレンジしたものがフリーチャートとして現在も公開されています。ビーズと特殊ステッチが盛り込まれた豪華なデザイン。これをずいぶん前にステッチしまして、出来上がりは気に入ったのですが、さてどうしよう。ピンクッションにするにはステッチがびっしり入りすぎていて針を刺す余白がない(笑)し、シザーフォブにするにはやや寸法が大きすぎる・・・というわけで、活用法を思いつかないまま死蔵してました。

 今回、これをリバティプリントで囲み、さらに紬ふうのコットンとはぎ合わせるという無茶な取り合わせで文庫本サイズのブックカバーに(手持ちのリバティ端切れが小さかったのでこうするしかなかった)。ゴチャ×ごってりですが、自分では予想したよりもしっくりくる感じのものができあがったので、ちょっと驚いています。
 下の写真は、内側のようす(表紙を差し込む袖だけがリバティ)と、外側の裏表紙にあたる部分。
   

 ***それにしても、Teresaさんのフリーチャート、ひょっとしたらもう公開されていないかも・・と危惧していたのですが未だたっぷり掲載されてますね。太っ腹!