犬の没後10年祭に栗パウンド

 飼っていた犬が亡くなって丸10年。ことしも命日がやってきました。一昨年昨年に続いて焼き菓子シリーズ、できればダコワーズ(ダックワース?)かマカロン・・と野望を抱いていたのですが、諸般の(主に時間的な)事情によりパウンドケーキに変更。しかもウェブで見かけたレシピが美味しそうで心惹かれたため、栗を使用した季節感ずれまくりのお菓子となりました。


 むき甘栗とマロンクリームを使ったちょっと珍しいパウンドケーキ。レシピのページには、ボンヌママンの瓶入りクリームの写真が載っていたのですが、私は生協のco-opブランドのマロンクリームを見つけたので、これを使ってみたかったのが今回のケーキを選んだ理由のひとつ。仕上げに塗るマロンリキュールも探してみたものの、容量がひじょうに大きなものしか無く、お菓子にチョロっとだけ使うためだけに買うのは躊躇してしまいました。結局、いつものラム酒で間に合わせることに。


 生地は練らないようにできるだけ注意したつもりですが、やはり焼き上がりがちょっとネッチリした感じ・・・ついつい混ぜすぎてしまっているのかなぁ。それともクリームの影響もあるのか。
 マロンクリームの甘みを考慮してか、砂糖20gと少なめの配合でした。食べてみるとやはり少し甘みが足りない感じ。おそらくメーカーによってマロンクリームの糖分が違うせいだろうと思いました。甘栗&クリームで栗の風味がしっかり感じられます。次の機会には、ボンヌママンのマロンクリームを試してみたいです。
 

 友人がロンドンみやげにくれた犬のブリキケースには、亡くなった犬の遺骨をひとかけらコットンに包んで入れてあります。いつもそばに置いておけるので重宝しています。


 **利用させて頂いたレシピはmikiさんの†† skull choco mania ††から。他にも和風パウンドなど作ってみたいお菓子をいろいろ載せていらっしゃいます。