着物のミニチュア「七夕さん」

 紙のミニチュア着物「七夕さん」。幕末から明治にかけて、京の女の子たちが七夕になると裁縫の上達を祈って作ったそうです。

 2000年に京都文化博物館で『京の五節句展』が開催された際に復元され、会場でミュージアムグッズとして販売されました。和紙に(印刷ではなく)友禅の技法で染められた着物のひな形を切り抜き、ほぼ浴衣を縫うのと同じように糸と針で縫い合わせて作ります。五色の絹の飾り糸もセットされていました。出来上がりサイズは縦約15cm。

 こよりを通して、短冊と一緒に笹に結びつけて飾るのですが、ことしはまだ裏山(?)へ笹を取りに行く時間と気力が無く・・・着物の画像だけ載せます。