これも遠い夏休みの匂い

 角川文庫の夏のキャンペーンでもらったブックカバー。昨年と同じくケロロ軍曹のにしました。未だにケロロ軍曹がどういうものなのか知らないままなのだけど、これが一番かわいいので・・・もしTシャツも当たったら大喜びで着ます。
 ちなみに、下にちらっと見えているのが昨年のブックカバー、右側はいつだったか講談社文庫のキャンペーンでもらった腕時計(出版社グッズ仲間ということで)。本を閉じる差し込みベルト部分にも絵柄が入ったのが、昨年のカバーとの違いですね。


  ところでこの角川文庫のブックカバー、【幻想の断片】のMariさんが「臭いしべたべたするし使えないんだよなー。」とおっしゃっているとおりのシロモノなのですが、私はこれが好き! とくに匂い。子供のころ嗅いだあのビーチバッグとか浮き輪と同じ匂いで、なんともいえず懐かしく心ときめくこのビニール臭(笑)がたまりません。夏休みキターッという思いがします。
 手に持った感じについては私も当初「あまり実用向きじゃないわねー」と思っておったのですが、昨年版を先日使ってみたところ、意外にしっくりと手になじんで本が持ちやすかったです。これは加齢と共に手指が乾燥してすべりやすく=持った物を落としやすくなった者ならではの感想でしょうか・・。これからの手脂ベタベタ季節にはさすがにちょっと不快かもしれません。それにしても、ケロロ軍曹に包んでひそかにジェラルド・カーシュを読むというのはなかなか味わい深いものでした。