懐かしい味と再会

 ふとお見かけしたmmk_chocolateさんの日記がなんだか美味しそうだったので、レシピ丸ごと真似させてもらって「乾燥バナナのパウンドケーキ」を作りました。

 mmk_chocolateさん宅では乾燥バナナそのままでは人気がいまひとつだったため…ということらしいですが、我が家では逆にこのアイデアを見て
「あーそういえば乾燥バナナ、懐かしい。また食べてみたいねぇ」
「前はスーパーの果物売り場でも置いてあったような気がするけど、最近見ないような…」
などの会話があり、まず“乾燥バナナ食いたし!”から始まってしまいました。


 案の定、近場のお店ではなかなか見つからず*1、結局ネット商店にて、しかもついつい他のドライフルーツと大量まとめ買い(これらの使い途も考えねばなりません)。

 久しぶりに食べてみた乾燥バナナは、記憶にあるよりもずいぶんネチっこく固かった(さし歯が取れそう)ので、これケーキに入れたら食べにくくない?…と心配だったのですが、ラム酒に丸一日ほど漬けこんでから焼き入れると、適度に水分を含んで柔らかくなりちょうど良い食感に。焼いているあいだからバナナの良い匂いが漂うおいしいケーキでした。


 **関連リンク(笑):二村一夫『食の自分史』(14)「乾燥バナナ」

*1:そのかわり、同じドライでもバナナチップはどこでも売っている。あれこそ「そんなに皆が食べてるのか?」ふしぎ。