市内大廻り的アート鑑賞dayを記録

 堀川寺之内からスタートして、歩いた歩いた。(以下、すべて敬称略)

  • 宝鏡寺にて【人形展50周年記念 人形の寺・宝鏡寺人形公募展】
    • 招待作家の中に伊東久重、面屋庄甫などの古典ものの人だけでなく与勇輝、森小夜子など現代創作ものの作家も含まれていたのでそれも楽しみに。なかでもこういう場に福村弘美が入っているのはちょっと意外で驚いた。顔と手足がフェルト、衣装は縮緬を着せた森の動物たちのお雛様は、いつもの福村タッチでとても可愛らしかった。一般公募作のなかにも好みの作り手をひそかに新発見。そして河股幸和の襖絵の美しさに打たれた。お庭もなかなかいい感じだったけど、全て撮影禁止。
  • 西陣ほんやら洞で昼食(サンドイッチ&サラダ、珈琲のセット)
  • 北大路新町の「竹濱義春」で銘菓「洛北」購入
  • 下鴨中通の「Cornes de gazell(ガゼルの角)」でパン購入
  • 桝形商店街を見学(笑)→寺町通りへ、その後は御所のそばをひたすら南下。神社、教会、お寺が居並ぶエリア。
  • 寺町二条のギャラリーaにて【吉田淳一作品展 〜風の景〜 】
    • 10数年ぶりに見る。前に見た作品はもっとリアルな静物画などだったように記憶していたが…(汗)自信なし。微妙な立体感を持たせた表面が、幻想的でありながらすぐそこに触れるような実在感も生み出して、不思議な世界だった。画材は主にアクリルだそうです。(ご本人のページを見つけた。Atelier Yoshida
  • 寺町三条のギャリエヤマシタにて【塩崎富子トールペイント展】
    • お教室の展覧会だったためか、幾つかのテイストが入り混じった感じの作品群。

・・・で四条までたどりついて、歩きは終了。帰宅してからキョリ測で測定してみたら、だいたい9km歩いたらしいけど、それでも消費カロリー換算でラーメン一杯分にしかならんのか…
 寺社は途中にいくつもあったんですが、ちょいと会釈するだけでぜんぶ素通りで失礼。それにしてもなぜあんなに寒いんですかね、お寺って。宝鏡寺もお庭は陽が射してぽかぽかしているのに、お堂に入ったとたん、“京都の冬は底冷えがきつおすぇ”的イケズな演出として床下冷房を効かせてるんじゃないかと疑うぐらい、凄まじい冷気が吹き上げてきてた。でも全体にお天気は良くて歩きやすく、助かりました。