朝日新聞に、年末恒例「書評委員お薦め 今年の3点」が掲載されている。
奥泉光氏は、数週間前に通常の書評欄でもとりあげたこの本を、再び推薦。
- 作者: ロルフユッセラー,Rolf Uesseler,下村由一
- 出版社/メーカー: 日本経済評論社
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
20世紀的なイメージではとらえきれない戦争や国際社会の現状を知るために、いま何より読まれるべき本だと思う。
と書いている。書評でとりあげた際には、
世界に向かって想像力を伸ばしていこうとする者にとっては、いますぐ読まなければならない本だ。
と書いていた。ここまで繰り返して言われると、読まねばなのねーという気になってきそう。ちなみにそのときはこちらの本とあわせて書評していた。
- 作者: ソロモンヒューズ,松本剛史
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/10/22
- メディア: 単行本
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
ところで、「書評委員 この1年」の欄では、1月に出る新刊についても言及している。
来春1月、太平洋戦争末期の軍艦を舞台にしたジャンルミックス長編小説『神器−−軍艦「橿原」殺人事件』が新潮社から出ます。
とのことで、タイトルが『神器−−浪漫的な航海の記録』から変更されるみたい。著者が言ってるんだからたぶんそうでしょう。