記念すべき(?)10枚目

 またしばらく遠ざかってしまってたバロック名演集から、久しぶりに一枚 

DISC [44]
アレッサンドロ・スカルラッティ:『ヨハネ受難曲
 ルネ・ヤーコプス(指揮&C-T:エヴァンゲリスト)
 クルト・ヴィドマー(Br:イエス)
 バーゼル・スコラ・カントール

カトリック圏内のイタリアでは、典礼との関係から『オラトリオ受難曲』はほとんど作られていませんが、この曲は器楽伴奏を伴った珍しい作品。基本的には楽器を伴っている以外、テキストには聖書がそのまま用いられた伝統的な『応唱風受難曲』。ヤーコプスの指揮と歌唱が聴きものです。
【録音】 1981年10月 (原盤:GD77111)

(HMVの解説よりコピペ。)

 ステンドグラスを透かして射す光が眼に浮かぶような、厳かさのなかにも優美な曲。受難曲といえばバッハのしか聴いたことのない耳には、この柔らかくもの悲しいエヴァンゲリストは新鮮…憂い顔の天使が唱っているみたいで。イエス・キリストの声もどことなく甘いです。
 実はDISC [43](同じくスカルラッティの「 ソロ・カンタータ集」)を先に聴きたかったのだけど、これまた読み込みエラーで、CDプレーヤで再生されませんですた(泣)エラー率2割はちょっとひどいぞ!?