撲たれ強すぎる女

 裁判員制度が始まるのに合わせたのか、最近BSで放映されていたので、ジョン・キューザックめあてで観る。予告編からだいたいわかってた内容を越えるようなドンデン返しなどは無くて、見終わってみたら地味な映画だった…レイチェル・ワイズはなんであんなに格闘に強いのかとか、ジーン・ハックマン側からいろいろ弱みを握られ脅されていた陪審員は、原告が勝訴したからって傷は元通りにはならないだろうにいったいどうなるの、とか気がかり。けっきょく法廷で何が立証されたのかよくわからず、裁判員制度の参考にはならない(笑)映画。
 ドゥベンコ先生の人ハッカーぽい役で出ていた。映画が始まってすぐに殺される(そして妻が原告となって銃器製造会社を訴える)ディラン・マクダーモットはクレジット無しでの出演。