毎年、犬の命日に焼き菓子をお供えするシリーズ企画(←この文言まで昨年の使い回し)。(2005年・2006年・2007年・2008年)
昨年は直前まで忘れていて大あわてしてしまったので、今回は早めに心づもり。とくにことしは、犬が亡くなって丸12年=十三回忌にあたります(ここは愛犬バカということで見逃してください)。それなりに力をいれた企画でなければ…それに昨年の日記に《来年こそ、ダコワーズかマカロンなど、私にしてはちょっと手の込んだお菓子にトライ》と書いてあるので、予告どおりダコワーズを焼いてみることにしました。参考にしたのは、こちらのページです→卵白を使用したお菓子の作り方|クッキング/レシピ
とはいっても、これ、「マカロン」(いや、昔ふうに言う「マコロン」か。つるつるしてないやつね)とどこが違うの!? 調べてみたところ、「ダコワーズ」の生地には小麦粉がはいるところが違うという記述もありましたが、じっさいよく分かりません。
なぜかちょっとピンクっぽい焼き上がりの色。
上記参照先のレシピではオレンジ味のバタークリームがフィリングとして紹介されています。そういえばcipolinaさんのバスク便りによりますと、バスクのマカロンもオレンジの香りがするそうなので、焼き菓子にオレンジ味はけっこう伝統なのかもしれません。“保険”をかける意味でもうひとつ、ナッツプラリネ入りカスタードクリーム(ただしインスタントのカスタードパウダー使用)もこしらえてみました。
バタークリームのほうには、オレンジジュースにキュラソーも加えてみたのですが、期待したほど香りがしなかったのが残念。やはりオレンジの皮すりおろしが入ったほうがグンと良くなったかも。かんじんのダコワーズは、思いのほかしっとり歯ごたえがあって美味しかったです。
十三回忌の一大法要(笑)なので、ちょっと豪華にお花も頼んでみました。白地に茶ブチの犬だったので、オレンジ系が似合います。
ふだん忘れてるのに、こんな時だけにぎにぎしくしてごめんね。生きているうちに、もっともっと可愛がれば良かった。いつもそう思ってます。