つかんだ指からこぼれ落ちた夢

 はてブ経由で知りました。

出版の情勢きびしく、晶文社の一般書、文芸部門が縮小され、在庫のみを売っていくという体勢になり、Tさん始め、ぼくもよく知るあの人、この人も晶文社を去るという。


 5月に晶文社のメルマガがとつぜん復活したと書いたのですが、結局その後は6月に送られてきただけで途切れていて、「さいきん来ないなー…」とは思っていたところ。やっぱりこうなっていたのか。残念なり。私自身も、近頃はすっかり文庫本専門、よほどでないと「単行本」を買わなくなってしまっていて申し訳ないことです。

 その、6月下旬に届いた最後(泣)のメルマガに記載されていた7/8月の刊行予定書目は、律儀に刊行されておりました:

原っぱが消えた―遊ぶ子供たちの戦後史

原っぱが消えた―遊ぶ子供たちの戦後史

ロストブックス

ロストブックス

 なんかこのタイトル、いま見るとちょっと感傷的になりそう。