そこまで来ている

 きのうテレビのニュースで、とある(どこだか見そびれた)大きな病院の小児科のお医者さまが画面に出て、「拠点病院である当院ですら、子供用の人工呼吸器は5台しか無く、既にフル回転状態。これから秋以降、新型インフルの大流行となると、人工呼吸器が不足することは間違いない」というような内容のことを話しておられた。単なるサイズなどの問題ではなくて、小児用の呼吸管理ができる小児専用の機種でないとダメなんだそうです。

 「そういえばあのドラマでも人工呼吸器が足らなくなる話だったなぁ」と、昨年*1NHKパンデミックを題材にしたシミュレーションドラマを観たことを思い出した。
 先日からワクチン接種の優先順位を決めるために、「感染が広まるのを防ぐ」ためなのか、「重症化→死亡するのを防ぐ」ためなのか、というポリシーの選択が問われていた。いまの時点では、とにかく重症化する人を極力少数にとどめることが最優先とされるんだろうな。私ら頑丈な(←本当?)者は「あきらめて感染して、タミフル服用して、おとなしく寝て治して下さい」という方向で。
 しかしドラマのように、そのタミフルさえ足らなくなったら…?

*1:なぜかはるか昔のような気がするのです