どこへ消えた?

妊娠中の女性が受ける「妊婦健診」に大阪府内の市町村が負担する助成額は先月1日時点で最大で9倍の格差が生じるなどばらつきの大きいことがわかりました。

「妊婦健診」は、妊婦の血圧や体重を測ったり、赤ちゃんの発育を超音波で確かめたりするもので、厚生労働省は妊婦1人あたりおよそ11万円を全国の市町村に配分しています。
実際にはそれぞれの自治体で使いみちを決めることから、大阪府が調べたところ、府内の市町村が負担する助成額は先月1日現在で平均4万2000円あまりと依然として全国平均の半分以下にとどまっていました。
また、市町村ごとにみると、▼能勢町の11万2450円に対し▼守口市は1万2500円、▼交野市と▼泉大津市、それに▼忠岡町は2万5000円と、妊婦の受けられる助成額には最大で9倍の格差が生じていることがわかりました。


 国から市町村へ「妊婦健診への助成金ですよ」といって渡された一人あたま11万円のうち、守口市で言うと10万円ほどが、何か他のことに使われているという意味なんでしょうか。それとも何か統計のトリック? 取り違えていたら申し訳ないですが、「ワケワカンネ」としか言いようがない。これで国としては「妊婦健診、ちゃんと助成してますよ、なにか?」と言うんだろうな。地方の裁量権で…ていうのも善し悪しという気がしてしまう。(私が知らないだけで、「助成金」ってだいたいそんなものなのかもしれませんが。)