またいつもの《眼球譚》

http://sankei.jp.msn.com/life/body/100803/bdy1008030756001-n1.htm

角膜を移植するのではなく、患者の皮膚などから体のどの組織にもなる能力を持ったiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作り、これをもとに角膜のパーツを作る研究も進められている。

 角膜もだけど、視界の中を飛蚊症のゴミがひとつも泳いでいない、新品の目玉に取っ替えてもらえたら…ささやかで壮大な夢。

坪田教授は「大災害時にメガネが手元になかったら、高度近視などの人にとっては生死にかかわる。超高齢社会を迎える意味でも、視力再生は大切な分野。眼科の未来に期待してほしい」とアピールする。

 結局こっちの怖さのほうが、はるかにリアルで切実なのであった。まさに、いま、そこにある危機。