http://www.asahi.com/business/update/0803/OSK201008030143.html
豊臣秀吉の側室・淀君が着たと伝わる「慶長小袖」や能装束、鎧(よろい)なども保存され、江戸期の着物コレクションでは民間最大という。デザインの盗用を防ぐため、外部公開はほとんどしていなかった。
昨年5月に大阪で大規模な展示があった松坂屋のコレクション。今後は名古屋市の松坂屋美術館などで一般公開されるそうです。
リンク先に画像がありますが、京都にある染織デザイン研究所の建物は、あんなに立派なのにいっさい公開されていないため、よけいに「中はどんなのだろう…」という好奇心がかきたてられるだけでなく、「あぁやっぱり、時代は変わっても呉服の商売は京都に拠点が必要なんだな、あれだけ大きな百貨店でも呉服のためにわざわざ京都分室を置いておくだけの意味があるんだな」と感じさせる効果もあって、室町・新町界隈の雰囲気がさらに引き締まってみえる気がしたものです。どのように保存・活用されるのか気になります。