慣れてるけど上手くない


 6月30日は、むかし飼っていた犬の命日です。今年で没後14年。

 いっときは、毎年この日に新しい焼き菓子に挑戦するという企画(?)をやっていた*1のですが、だんだんネタ切れ&ヤル気喪失。とうとう昨年は何もしないまま過ごしてしまいました。


 今年は(幸い、昨夏よりは心身の状態がマシでもあるので)なんとか気力をふりしぼり、とはいっても新しい何かを探してきてトライするほどのエネルギーは湧いてこなかったので、作り慣れたというか食べ慣れたというか、ありふれた「バナナとくるみのパウンド」を焼いてお茶を濁すことにしました。

 しかし偉そうなことは言えません。これに近いものは何度か作ったことありますけれど、決まったレシピを持っているわけでもなく、直前にネットで見つけた作り方を参考にさせていただき(ちょっと卵を減らしバナナを増やして)作りました。

 写真では、背が低いので重っ苦しい感じに見えますが、食べてみると思うよりもふんわりとして、いつもの(どうしてもネッチリしがちな)パウンドより、なぜか美味しく感じました。「私の台所」ていうブランドの製菓専用粉を使ったんだけど、それが良かったのかしら?…いいえ、犬のご加護のおかげです。 とにかく、うちではそう言いながら食べました。