初めて縫ったアッパッパ

 (*2012年夏の新作アッパッパはこちら

 母から直伝のアッパッパを作ってみました。夏、家にいる時間は、短パンでなければだいたいこういう「簡単服」というか貫頭衣ぽいものを着て過ごしています。

 母に縫ってもらったものはこれまでも着ていたのですが、健在なうちに作り方を継承しておかねば…ということで、初めて自分で縫ってみました。ほぼ市販品の簡単型紙を、母がちょっとだけ作りやすくアレンジしたやり方です。見返し布を付けたスクェアネックの周りにギャザーがはいっているところが、かろうじて「デザイン」ぽい要素で、あとは全くのシンプルな形。いちおう後ろファスナー開きだけど、そのまま頭からかぶって着脱可能です(笑)

 材料は、もう何年も前に江坂の大塚屋で夏シーズン終わりに投げ売りされていた、着分1000円もしないお手軽“なんちゃって”バティック地。普通の木綿地のプリントです。(あー、また行きたいな大塚屋…)

  


 でも柄ゆきはけっこうバティックらしく見えます。夏らしく着やすい柄なので、これまで母が作っ(てくれ)たアッパッパも、バティック風の柄のものが多いです。


 母は自分のブログにこの種の手づくり服を何枚もアップしていて、最近は【アッパッパ】という検索語(笑)でアクセスが非常に多いそうです。やはり省電力・エコ志向で涼しい服装に関心が集まっているんでしょうか。なにか特別な形のものと思っている若い人がいるのかもしれませんが、ただの簡単服をそう呼んでるだけなんですけどね。面白いので、私もあえてここで「アッパッパ」を連発してみました!


 蒸し暑い日本の夏は、男女問わずゆったり長めのワンピースとか半袖開襟シャツ&らくちんズボンなどで過ごすようにしていきたいと思いませんか。