バッド・ルーテナント 刑事とドラッグとキリスト 【デジタルリマスター版】 [DVD]
- 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
- 発売日: 2011/04/28
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サイテーな刑事が、それでもある種の“救済”とともに“結末”に至る話。そもそも、映画が始まった時点で主人公は賭博とドラッグと違法捜査にずぶずぶに嵌っていて、なぜそこまで転落しきってしまっているのかは特に説明されていない。考えてみたらそこが一番こわい。子供を学校へ送っていったり(で学校まだ見えてる場所でさっそく薬物摂取したり)初聖体のお祝いにはきちんと出席したり(そこへノミ屋が金の取り立てに来てたり)*1、フツーに地獄、既に。でも、主人公の苦しみの理由のひとつは、やはり信仰を持ってしまっているから、ではないのか?善とか悪とか、考えすらしなければいっそ楽だったかもしれないのに。
ハーヴェイ・カイテルだから観た映画ですが、他の誰かだったらどこか一箇所でも面白かったか、自信がない*2。リメイク版は(もちろん観てない)出た時から「なぜリメイク、しかもあのひとで?」と思ったけど、その予感はたぶん正しかっただろう。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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本作当時はもちろんまだ子供なので全く気づかなかったですが、ハーヴェイ・カイテルの実の娘が出演していたらしい。ここの写真を観ると、眼の色というか感じがどことなく似てますね
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