繰り返しキミに咲くLotus

 

 これまで、ギャラリー規模の小さな展示はいろいろ追っかけてできるだけ観てきた川村悦子。こんなに大きな規模での展示は初めてです。
 どどーんと並んだ蓮の大作がやはり圧巻というべきでしょうが、個人的には80年代に初めてこの作家を知った頃の、窓ガラス結露シリーズとの再会が、何よりも感激だった。作る側にしてみれば、過去の作品への愛着ばかりいつまでも言われるのはあまり嬉しくないのかもしれませんが。