ひさしぶりに来た

人文研アカデミー2018 連続セミナー「〈68年5月〉と私たち」ー68年5月と現在、政治と思想を往還する

 5回シリーズなれど、平日なので聴きたいやつ2回にしぼって参加の予定。この日はこちらのお二方:

上尾真道(京大人文研研究員)「68年5月と精神医療制度改革のうねり」
立木康介(京大人文研准教授)「精神分析の68年5月──「ラカン派」の内と外」

 この日をはさんで、少しだけ立木先生の『露出せよ、と現代文明は言う』を読み返した。これはとても親しみやすい本だったのでまた読めるかも → どんどん寝床の横に積み上がる本が増えていく


 質疑応答の時間に、今回のセミナー内容よりも自説を延々述べたい感じのおじいさんが登場(ずいぶん昔にも聞いた気がするのでたぶん常連さん)したのだが、先生たちのかわしテクニックが洗練を極めていて感心してしまった。というか、私が思いこんでいるよりも、意外に的外れではない発言だったのかもしれない