山盛りプレーンビスケット

 床にしょっちゅう猫砂が飛び散っていたりするので、なかなか落ち着いてパンやお菓子を作る気分になりにくいです。でもおやつ欠乏症が出てきそうなので、一番単純なお菓子を作りました。いつもの本:大原照子さん『私の英国菓子』から、「プレーンビスケット」です。


 バター・砂糖・卵・小麦粉を混ぜるだけの生地。それをまとめて冷凍庫で休める→麺棒で薄く伸ばして型抜き→再び冷凍庫で休める→オーヴンで焼く→表面にドリュール*1を塗る→再び焼いて出来上がり・・なのですが、「伸ばして型抜き」の途中で生地がベタついてきてしまい、輪郭がきれいに抜けなくて何の形かわからないのも出来てしまいました*2。途中でも冷凍庫に戻して生地を冷やしながら型抜きするほうが、上手くできたかも。

 いろんな大きさの型で抜いたので、焼き上がりの色もバラバラ(^◇^;)でも味はおいしいんですよ!大原さんの本に載っている写真は、わりと焼き色が白っぽかったですが、こんがり焦げ気味のも香ばしくて、けっして悪くなかったです。しっかりした歯ごたえもいい感じ。


 レースペーパーを敷いた空き缶にビスケットが常備してあって、お茶の時間にちょっとつまむ・・・というのが理想だったのですが、我が家ではそんなイングリッシュな悠長なことは言っておられず。山盛りのお菓子も、ハリケーンが通過したみたいな勢いで無くなって行きます。ちょっとは味わって食べてよ>家族

*1:私は卵黄をケチって、溶き卵の残り+牛乳を塗りましたので、表面に光沢が無いです。

*2:ちなみに写真右下のちょっと長い形のは、たぶん「クリスマスツリー」のつもりの型だと思います。恐縮です