doll

ひそかに始動

唐突ですが、この連休のあいだにちょっとだけスタートしたので、のちのために記録。 じつにまるまる3年前に購入した布で、お人形の着物を作り始めました。これは、両袖の裏地(紅絹)に、袖口布を縫い付けたところ。裏に綿を当ててふっくらさせ、袖口からち…

見おろされる街

「ご近所に、ぶきみな人形を窓に飾っているお家があるらしい」と母が聞き込んできた。なんでも、夜の暗い時間帯に健康ウォーキングをしていた某奥様が、ふとその家を見上げたところ、2階の窓ガラスごしに髪の長い人形が外を見おろしているのでギョッとした…

女性作家の展覧会ふたつ

パリ・三越エトワール 「東方彩夢 森田りえ子展」 帰国記念展 (魚拓) 京都大丸6階大丸ミュージアムKYOTO 美しい花や女性を、そのうえにまた美しくと念じる力強さが満ちた、迫力ある画面のかずかず。 森田りえ子オフィシャルサイト 成田順子人形展 高台寺特…

観たり聴いたり

http://www.kamigata-ginka.jp/backnum/exp_bn/10_02a/10_02a.html 潔癖で、ちょっと頑固そうな女の子を作り続けている人形作家の中田久美さん。画像のとおり、ぱっと見には無地を重ね合わせた抑えめの装い…ですが、長襦袢のそれも振りからは見えない部分に…

おひなさま月間スタート

久しぶりに朝から晴れ、大安の土曜日とお日柄も良いので、お雛さんを出す日とする。毎年変わりばえのしないお人形たちを同じように並べて、ひなあられと三色求肥もちをお供え。 なお、今年の旧暦三月三日は、新暦3月29日の日曜日(大安)です。その頃には少…

物神(not monogamy)

共同研究セミナー「身体=フェティッシュをめぐる技術」 #3「複製技術の人間化−さまざまなドールの変貌」西村大志 京都大学人文科学研究所 仕事終了後、猛ダッシュで駆けつけても最初の1/3ほど聴けなかったのがちょっと残念。一般的にロボットや人形には…

スイス国民的画家と御所人形を掛け持ち鑑賞

アンカー展 〜故郷スイスの村のぬくもり〜(美術館「えき」KYOTO) 《日本ではあまり知られていませんが、国民的画家として本国の人々に親しまれ、その作品はスイス国内の多くの美術館などに所蔵されています。》という説明から、やや通俗で平板なイメージを…

市内大廻り的アート鑑賞dayを記録

堀川寺之内からスタートして、歩いた歩いた。(以下、すべて敬称略) 宝鏡寺にて【人形展50周年記念 人形の寺・宝鏡寺人形公募展】 招待作家の中に伊東久重、面屋庄甫などの古典ものの人だけでなく与勇輝、森小夜子など現代創作ものの作家も含まれていたの…

ゆれる春

今年の旧暦三月三日は4月19日ですが、お天気もいいし大安吉日なので、ちょっと早めて今日のうちにおひなさん達を片づけました。昨晩ちらしずしをあげました&食べました。 ガラスケースに飾る団地タイプの小さなひな人形たちは、薄紙で包んでケース下部の収…

うめよふやせよ

ぶりかえしてきた寒さのせいで延び延びになっていた、お人形の衣更えをやっと(大安吉日を選んで)すませる。昨春も3月終わり頃にあわてて着替えさせてた。 母が増産中の吊し飾り。某Fリッシモの毎月届くキットものを始めはりました(←敬語の「はる」ではな…

縁起物はペーパーおめん

本屋さんで見つけて買いました。集文社というメーカーが出しているペーパークラフトのキット。カッターで切り抜き、山折り谷折りして作ります。 お正月に飾る縁起物として、ひとつだけ作ってみようかなと・・・「金運」祈願で大黒さんも考えたのですが、けっ…

咲いてしまうよ

ふと気づけば、しまった、桜の季節がもう到来してしまっています。キモノは季節の先取りが基本なのにね。あわてて、昨年より二週間遅れでお人形を桜のキモノに衣更え。どうせ同じなので、写真は昨年のでかんべんしてください。

晴れた土曜日に

おひなさまを出しました。天気が悪くなる前に、とりあえず大急ぎで。去年と並び順は反対にしました。わざわざ写真撮るかどうかは未定。

とうとう初雪

「寒い寒いいうわりには、このへんはまだチラッとも雪降らないねぇ〜」と言っていた今冬。しかしさすがに今朝は積もっていました。町内のあちらこちらに、大きいのやら小さいのやら雪ダルマがいくつも嬉しそうに立っているのを見ながら、買い物から帰ってき…

お人形の迎春用キモノ

事始めも済んだことだし、なによりすごく寒くなってきたので、15日にお人形は新春用のキモノに衣更え。昨年の日記を見たら、12月18日にこの着物に着替えていました。 アップで見ないとよく判りませんが、キモノの表地は、流水のような大きな地紋のある黄みが…

あみねこ産まれました

編み始めてから中断も含めて約1ヶ月、なんとか完成。でも、あみねこが本来持っているはずの、どことなくノホホンとした《うっすらしあわせ感》みたいなのが無くて、ひたすらメランコリーに満ちた塩からい顔つきになってしまった。やはりお人形モノは、何も…

A Stitch in Time

優秀で熱心なステッチャーさんのお宅には、時おり《ステッチの神さま》が来訪されるらしく、「おいでになりました」「突然去ってしまいました」などとブログで話題になっていることがあります(^^)。ざんねんながら私のところにはお立ち寄りになったことすら…

あみねこ再開

配色部分の糸をやっと買ってきたので、あみねこを再開しました。 メインの糸は、母のツーピースから私のカーディガンまで何度も編み返して着用した、我が家伝来の使い込まれた糸なので、(もとは中細らしいのですが)かなり細くなっています。お店へ行っても…

一年遅れで「あみねこ」

ねこやまさんがもうすぐご本を出される・という頃にあみねこの存在を知り、発刊後すぐに購入はしていたのですが、それから季節はめぐり・・・・なんでも周回遅れの私。やっと毛糸も手になじむ時候となって来たので、念願のあみねこに着手しました。 編み物は…

おぉ寒ぅ〜

前回の衣更えがそもそも遅れぎみだったので、あっという間に移り変わった季節についていけてません。自分の衣服の入れ替えは後回しで、何はともあれお人形の着替え。 お人形を入手してから初めて自分で作ったキモノです。古着屋さんで購入した子供の羽織をほ…

被布を無理やり着せてみた

「まだ暑いから・・・」「暑いから」「まだもうちょっと・・」と真夏の絽の着物をズルズルと着せたままにしていましたが、いくらなんでもお彼岸も過ぎましたので*1、とりあえず単衣の着物に(ほんとは間もなく袷の季節なんですが)。でも初夏とまったく同じ…

うすものの季節

すべり込みセーフ、6月の終わりにお人形の着物を絽*1に着替えさせました。みずいろに淡い撫子色が重ねられた涼しげな配色です。 このお人形は夏に求めたものだったので、この着物を着た状態で私の所へやって来ました。つまりこの着物だけは、人形作家さんが…

有松絞りとモッコウバラ

お人形さんは女の子なのであまり関係ありませんが、きょうは端午の節句。さわやかな有松絞りのきものに衣更えです。 有松絞りの布は、(たぶんヴォーグの)通販カタログから購入したものです。本来は、絽の時季の前後にもう少し“合い”の着物が欲しいと思って…

なごりの桜

雨降りの日にお人形を出し入れするのは、ほんとは感心しないことなのかもしれませんが、きのう4月11日で旧暦のおひな祭りも終わり。とうとうおひな様とも来年までお別れです。 近くのお店にフツーの桜餅がなくて、「いちご桜」というものがあったので買って…

早まったか、衣更え

もう梅の模様でもあるまい・・と、 お人形を桜の着物に着替えさせたのですが、 なんだか異常に寒くて風も強い、真冬に逆戻りしたような週末。 せめてもの保温(?)に、エプロンを重ね着してみました。 胸のところに細〜く、 松浦香苗さんのファブリックがあし…

まだまだ寒いですが

そろそろ、ということでおひな様にお出まし頂きました。 近年の我が家ではだいたい旧暦でひな祭りをやろうということになっていて、なるべく暖かくなり始めてから、でも3月3日までにはおひな様を出し、そのまま旧三月三日までは飾り続ける・・という感じにし…

またまた小さく当選

キューピー テイスティドレッシングのモニターに当選。「バジル&チーズ」と「和風」の2本セットを送っていただきました。 それに、身長6cmのキューピー人形さんも付いて来たので、さっそくクリスマス飾りに仲間入りしてもらうことにしました。 キューピー…

衣更え

大安吉日なので、お人形の着物をお正月用に着替え。 といっても、なんだかバタバタしていて、 日付が変わる直前にようやく完了しました。 毎年、変わりばえのしない同じ組合せばかりですが、 やっぱりこれを着せたほうが新春らしい雰囲気に包まれるような気…