こんどは年若い男性に

 また道を尋ねられました。(これまでのあらすじは→ここ

 歩道の前方から自転車に乗ってきた、ガバガバに大きすぎる真新しい詰め襟を着用した彼は、「すみません、すみません」と2度私を呼び止めると、「東中学校はどこですか?」とややせっぱ詰まった感じで質問してきました。あいにく殆ど土地勘のない場所だったので、「あー知らんわぁ、ゴメンね」と手を合わせて詫びる私、寂しそうに去っていく彼。なぜあやまる>自分。でも若い男子供さんには親切にしないとね。
 ちなみに今回も、周りは商店や歩行者の少なくない大通り。なぜ私に*1・・・自分の人生における、《道を尋ねられる》ということの意味について思いを馳せてしまう、そんな晩春のひと日なのでした。

*1:単に中学生の子供の母親ぐらいに見えたからという可能性大