観たもの、あとで観るもの

 幕張でやってる『世界の巨大恐竜博2006』の連動企画というか、宣伝番組?
 恐竜が支配する昼の世界を逃れ、夜の暗闇で生き延びるために、哺乳類は聴覚を鋭く研ぎ澄ます必要に迫られた。それが脳機能の高度な発達に結びついたという話。それと、ティラノザウルスも子供時代には羽毛に包まれていた可能性が高いそうで、そのCGがなんとなく可笑しい*1。6500万年前のある日、飛来した隕石により両者の戦いに突然終止符が打たれる・・・という場面はやたらセンチメンタルに作られていて、涙が出そうなのであった。
 ゆうべぼんやり聴いていた『ラジオ深夜便』でも、どうやら『恐竜博』の紹介をやっていたらしく、解説の人*2のお話によると、現存する鳥類は哺乳類よりも種類が多い。もし恐竜が絶滅したのではなくて鳥類に進化して生き続けているのだとしたら、現代は依然として「恐竜時代」だとも言える、のだそう。

 フォンテンブローとセーヌの回は観終わりました。『フーコーの振り子』に出てきた(ですよね?)プロヴァンと、ロマネスクの聖堂が有名なヴェズレーはじっくり観たいので録画。あとはどこまで付き合えるかな〜。この種の生中継ものは、どうしてもわざとらしい点が気になって居たたまれない感じ。できれば録画して、こそばい喋りの部分は飛ばして観たい。

*1:ヨネクラ涼子なる女優は容貌がティラノザウルスに似てると思うのだけど、顎周りまで羽毛に包まれた幼獣のほうはあまり似ていなかった。

*2:たぶん小林快次さん(北海道大学総合博物館助手)