高橋真琴さんの個展2006

 昨年の個展には結局行くことができなかったのですが、とうとう今年は行ってまいりました夙川へ(真琴先生在廊の日にはどうしても行けず残念)。


 今回のテーマは《スターライト・シンフォニー 新星交響曲》、音楽に関わる場面や衣装を描いた作品が多く展示されていました。でも食いしん坊の私がいちばん惹きつけられたのは、テーブルいっぱいに飾りつけられた花、可憐な茶器、そして色とりどりのお菓子を描いた作品!
 1階にあった「ティータイム」は、画面中のテーブル手前の席に空白のネームカードが描き込まれていて、その作品を購入した人の名前がそこに入るんだそうです。うらやまし〜〜。2階の一番奥に展示されていた、サモワールのあるティーテーブルを描いた大作も、月並みですがほんとに夢のように楽しくきれいでした。お菓子いっぱいの作品、ぜひ今後も続けて描いて頂きたいと思います。


 私が観に行った時点では、まだ会期は半分以上残っていたのですが、原画はほとんど全て売約済みの印がついてました。もちろんどれもうっとりする美しさで、欲しい!のはやまやまなのですが私にはムリ。 そういうわけで(泣)写真一番左は、スタンド付きカード。新聞記事によると、昨年病気で倒れられた後、まずゴールドのペンを執って書かれたのが、このようなカードへのサインだったそうです。人魚の絵柄もちょっと珍しいものだったので、記念に購入しました。さいわいすっかりお元気になられた真琴先生、どうか次々と美しい絵を描いて下さい。