ただの水でしたと言われても

ポール・アルテ『狂人の部屋』(ハヤカワ・ミステリ) 読了。



 ××保×してあった××を××したら、多少は「ヘンな汁」が出そうな気がするのですが!
 それと探偵役が多すぎというか、私としては探偵あるいは警部がきっちり外部から事件を観察&解決する形のほうが納得できただろうと思う。ある人物のキャラクターをちょっとややこしくして「この人は?・・」と面白くすることにはなっているのだろうけど、やはり読み終えてみるとちょっとアンフェアな印象を受けてしまった。人物や会話の面白さなど、クリスティの読みやすさ楽しさには及ばなかった感じ。

 それはともかく、「きょうじん」とタイプしても頑としてATOKが変換しようとしないその態度が、ある特定の思想傾向を押しつけてくる人と会話してる気分で不愉快。いつもなら親切そうに「〜と変換できるように学習しますか?」とか聞いてくるクセに今日はどうしたん?