ドイツロマン派に今ごろハマっても手遅れかも

季刊『幻想文学』第65号「神秘文学への誘い」読了。
 なんだかすごくマニアックな特集で、この号を読まなければたぶん一生読まなかったような詩などが掲載されていました。
 それはともかく、挿絵に使われていたフリードリヒ Caspar David Friedrichの絵、初めて知ったのは荒俣宏と高橋巌の対話書『神秘学オデッセイ』を読んだ時だと思う。でも何となく警戒して(あまりにもズバリすぎるような気がして←という理由で遠ざけるというのは私にはよくある過ち)それ以降あまり気に留めることもなかった。
 しかし、今回(載っていたのは少しだけだったのだけど)妙に素直に「うーん、やっぱり気になる」と思ってしまった。私もまぁ年をとってちょっと丸くなったということなのだろうか(←これも間違っている)。