買った本をリストアップしたりすると、買っても全然読んでないことが露呈してしまうのであまり書かないことにしていますが、今回はネタですので(--)ゞ
- ダン・ローズ『ティモレオン』(中公文庫)
- ガルシア・マルケス『百年の孤独』(新潮社)
- 廣野由美子『批評理論入門 - 「フランケンシュタイン」解剖講義』(中公新書)
- 杉崎泰一郎『ヨーロッパ中世の修道院文化』(NHKカルチャーアワー「歴史再発見」テキスト)
- スタニスワフ・レム『ソラリス』(国書刊行会)
- エリック・マコーマック『隠し部屋を査察して』(創元推理文庫)
- ローレンス・ノーフォーク『ジョン・ランプリエールの辞書』<上下>(創元推理文庫)
- 松浦寿輝『花腐し』(講談社文庫)
- 松浦寿輝『もののたはむれ』(文春文庫)
最初の4冊は、いつも読ませてもらっているブログで言及・紹介・熱烈プッシュされていたものです。いつ読むか不明(汗)ですが、とりあえず積むということで。きっかけを与えてくださった皆さんに、ここでひそかに感謝。
真ん中の5冊、これは自発的に「読みたい!」という気持ち(だけは満点)で選んだものですが、"とりあえず積む"扱いであることには変わらず。ああ、いつ読むのでせう。
そして最後の一群。堂島のジュンク堂で仏教書フェアをやっていて、なにか入門書みたいなのを読みたいと常々考えていたので行ってみました。釈迦の伝記、親鸞・法然など特定の思想家(?)・宗派に関するもの、日常的な仏教知識本みたいなの、など幾つかコーナーに分かれていました。
私が選んだのは、概説書の中でも読みやすそう(これ最重要)でしかもわりと分量があり、仏教の起源と歴史、思想、日本での現状など偏らずにひと通り書いてありそうな感じだった本です。平成11年初版で何度か増刷されているというのも信頼できそうな気が*1・・『仏教とは何か その思想を検証する』との2巻本なのですが、読み通せるか自信がないのでまず片方だけ買ってみました。
さて、あとの2冊は分厚い目録と薄いパンフレットですが、仏教書を出している専門出版社が幾つか集まって共同で制作・刊行しているもので、出版社個別の目録と並んでフェア台に積んであったものです。その台のところに貼り紙がしてあって、「読者の皆さまへのサービスとしてお配りする物です。お一人1冊ずつでお願いします」みたいな(うろ覚え)断り書きが。これ、どこのフェアでも同じように書いてあるのか、それともやはり大阪ではたとえこんな場所&こんなに渋い物品でも、無料[タダ]となるとゴッソリ持って行ってしまう人があるので特別に注意書きがしてあるのだろうか・・・・と、図書館のように静かで心地よいフロアの一角で考え込んでしまったのでした。
かく言う私も、『仏教とは何か』を買った当日は荷物も多いし、くだんの貼り紙にちょっと気をくじかれて、目録のほうは貰いそびれて帰ったのですが、やはり欲しくなって後日あらためて目録だけいただきにコソコソと売り場を再訪いたしました。オバチャンやし、タダのもんには弱いんよ!350ページもある専門的な目録は、私には殆ど必要とする状況がやって来ないだろうと思うのですが、パンフレットのほうはコンパクトにまとめられた仏教の歴史に宗派系統図・仏教系大学短大一覧までついて、なかなか有り難い造りになっています。合掌。
[おまけ]仏教書総目録刊行会のホームページ→http://www.bukkyosho.gr.jp/