古雅なお菓子

 百万遍「かぎや」の、「黄檗」(写真右)と「益壽糖」(同左)です。

 この和菓子屋さん。学生時代(いつの話やねん・・)から気にはなっていたのですが、外からではどんなお菓子があるのかあまり窺い知れません。いかにも高級そうな雰囲気で近寄りがたく、まして入ってみる勇気など出なかった我が若き日々よ。この年齢になったのでようやく堂々?と訪れることができました。

 といっても、いったいどんなお菓子があるのか、事前にネットで予備調査ができるようになったことが大きいですね。おおよそ買いたいものの見当をつけてからお店に行けるので便利です。お店の構えも品物もすっきりと上品ですが、決して高価ではなかったのでひと安心。

 一番食べてみたかったのが、胡桃入り求肥にニッキの風味をつけた「益壽糖(えきじゅとう)」。求肥というと少しモチモチした感じを想像しましたが、ふわふわの柔かさにおどろきました。サクッとしたクルミの歯ざわりとの対比も美味しい。