図書館で本を借りるのは暫しグッとがまんして、いま読んでいるのがこれ(再読)
- 作者: アーシュラ・K.ル・グウィン,ゲイル・ギャラティ,Ursula K. Le Guin,清水真砂子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1977/08/30
- メディア: 単行本
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つまり21世紀になってから購入したもので、その程度の年数しか経過しておらず、しかもケース入りで本棚に収めてあるのだから日灼けというほどの影響は受けていないと思っていたのだけど
ページの周囲がかなり茶色っぽく変色。もともとの紙質が変色しやすいタイプなのかしら。
ところで、小説の会話文を読んでいると、セリフの中に直接話法でもう一つのセリフが入れ込まれていることがある。その場合、「○○は「だって××だもん」って言ってたよ」のように、鉤括弧を二重に使うか、もしくは内側のセリフに二重鉤括弧『』を使うことになるのだと思うけれど、『さいはての島へ』では
上の画像のように、内側のセリフには横棒が短めのころんとした鉤括弧を使ってある(青い矢じるしのところ)。これは岩波書店の社内規定でさだめられた使い分けなのだ*1と、確か金井美恵子のエッセイで読んだ記憶があるのだけど、どこに書いてあったか調べるのがめんどくさい。
*1:岩波以外でも使っている版元があるのかどうか、気をつけて見たことがないのでわからない。