なるほど遠いわな

asahi.com(朝日新聞社):薩摩侵略から400年 「奄美」再考各地で

 今年は江戸時代に薩摩藩の軍勢が奄美に侵攻してから400年にあたる。これを機に歴史を見直し、奄美アイデンティティーを探ろうというシンポジウムや出版が相次いでいる。
 薩摩は1609(慶長14)年に奄美諸島に攻め込み、支配下に置いた。軍勢が上陸したと伝えられる奄美市笠利町では12日、住民や郷土史研究者らが慰霊祭を開き、「薩摩の行為は『侵攻』ではなく『侵略』『植民地支配』だった」「薩摩と琉球の間に埋没している奄美をどう発信するか」などが議論された。
(中略)
 奄美では島同士に支配・被支配の関係がなく、緩やかにつながりながら来た。奄美の存在感が薄い背景には、その緩やかさがあるのかもしれない。だが、逆にそこにこそ奄美の可能性がある

 ちょうど「あんとに庵」さんが書いておられた奄美は鹿児島ってことにされてたいそう迷惑であるという問題の根もとが取り上げられていた。