金曜夜にNHK教育テレビの『美の壺』九谷焼の番組を見ていたら(というか流していたら)、女性のナレーションで
点も線も
というフレーズを
て/んも せ/んも
というイントネーションで発音していたので、一瞬何を言っているのか判らなかった。
私の知る限りでは「点も 線も」は「て/んも せ\んも」=さいきんTwitterで抑揚の話題になったときに教えて(?)もらったうまい方法を借りると、【ドミミ ファドド】みたいな感じに発音するものだと思うのだが…
なにせ一瞬耳に留まっただけなので、私の聞き違い・混同の可能性もある。『美の壺』の再放送があったら見直さなければ。もしも興味があるという珍しいかたがおられましたらぜひ一緒にご確認ください。ほんとに小ネタですみません。
**********
10/18(月)追記&訂正:さっそく再放送があったので録画して再確認。私の記憶違いもちょっとありました。
25分番組のうち、12分過ぎ頃に
点と線が(て/んと せ/んが)=ドミミ ドミミ
また14分30秒ごろに
点と線だけで(て/んと せ/んだけで)=ドミミ ドミミファレ
みたいな抑揚でナレーションが入った(メロディーはあくまで喩え話です(^^;)ゝ音程はいい加減。)
「線」という言葉は、「線描き」とか「線形代数」とか複合語になる場合は別として、単独で発音する時は「せ\ん」というふうに下がるものだと思うのだけど、このナレーターは違う方針を持っているようだ。
この番組のナレーションはこれまでも平板読みの癖がきついなと感じる場面があったような気がする。局アナウンサーが読んでいるはずなのに……ほんとにこれでよいのだろうか。正/誤を追及したいわけではなく、「これまでNHKをはじめとする公の場で標準的に使われていたはずのアクセント・イントネーションと違う発音をされると、単に意味が取りにくい」んですよね。