失踪しても気づいてももらえない予感

 テレビのCNNニュースでナタリー・ホロウェイさん失踪事件を頻繁にとりあげているのを観るたび、「あーなるほどね、"カリブのリゾート地で金髪の女子高生が謎の失踪!"っていうのは、いかにもテレビにおあつらえ向きのネタ(失礼)だもんね」とは思っていたのですが、アメリカでもそういう傾向に対する異議申し立てに動き出した人があるという記事です。

埋もれかけた失踪事件への関心喚起にブロガーが活躍


 この件からは話がずれますが、日本でも近年、ことの重大さがずっと後になって判明するというような失踪事件や、「(この地域で)そんな犯罪が起きていたのなら、なぜ早く知らせてくれなかったのか」と近隣の住民なら思うに違いないような常習者による犯罪が、いくつも報じられました。ニュースの偏りという問題と共に、ほんとうに知るべき事がおそらく知らされていないのだという不安も改めて感じます。