よっぽどお好きで

 けさの朝日新聞、読書欄に以下の2冊が隣り合わせで掲載されていました。書評委員の署名入りではないので、これは朝日新聞の社員(文化部記者というの?)が書いたものかもしれません。

夏から夏へ

夏から夏へ

元死刑執行官だけが知る監獄の叫び

元死刑執行官だけが知る監獄の叫び

 それぞれの紹介文から部分的に引用。

北京五輪で銅メダルに輝いた陸上男子4×100メートルリレー日本代表の、昨夏の世界陸上から今夏の五輪に臨むまでを描いた。世界の注目を集めるのは一瞬、そのために走り続ける1年間は壮絶だ

http://book.asahi.com/review/TKY200808260162.html

「数百、数千という犯罪者を集団管理する困難がどれほどのものかは現場の職員にしかわからない」という通り、「治安の最後の砦」の実態は壮絶だ。 

http://book.asahi.com/review/TKY200808260160.html

 朝日新聞はよっぽどお気に入りみたいですね、この「壮絶」という表現。そりゃまぁ便利だよな。しかし2冊並んでるとさすがに格好悪いです。