知恩院さんの帰りには「鍵善」で

 お参りには1人で行ってもよかったのですが、「鍵善」のくずきりで母をおびき出して一緒に行きました。



 真冬にいただく冷たい「くずきり」もまた格別。けっこう量が多いのに、食べ進んでも黒蜜が全然薄くならないのは、何か秘密があるのでしょうか(笑)
 それにしても、いったい何年ぶりかしら〜〜。お店が新しくなってからたぶんまだ2回目。昔の、四条通りをこっそり見おろすような客席も風情がありましたが、ガラス張りから裏のお庭が見渡せる明るい喫茶スペースはとても気持ち良いです。



 節分期間限定のお菓子として「福俵」というのが販売されていたので、家へおみやげとして購入。


 道明寺にこしあん。添えられたきな粉をかけていただきます。



 この際だからと欲ばって、上生菓子も…



 「蝋梅」と「北野の春」。きんとんの中は粒あん。ロウバイを主題にしたお菓子は私は初めてのような気がします。「北野の春」のほうは、生地(たぶんういろう)を紅白かさねてうっすら透ける色が愛らしい、とてもきれいなお菓子で、どちらも食べるのが惜しくてしばらく眺めていました。
 はやく春が来ないかな。