自慢じゃないが『アメリ』未見

 オドレイ・トトゥは「ジュリエット・ビノシュを新しいのにお取り替えした」みたいな(頬骨が高くて小鼻が張り出した)顔で、好みじゃないです。フランス人はああいうヒラメっぽい顔が好きなのかしらん。ヘレナ・ボナム=カーターも似てますね。観ないで言うのもアレですが、『アメリ』はどうせ不思議ちゃん礼讃みたいなお話だろうと思って、観る気が起きません。
 この映画でもオドレイは不思議ちゃんキャラが鼻につき、いかにもな謎めいた女としてお話を引っかきまわす・・・かと思いきや、意外にも(でも邦題に暗示されているわけですが)冷蔵庫ヘブンな結末に至ります(またパクってすみません(--)ゞ>nadja5さん)
 ではなぜわざわざ観たのかというと(汗)・・新聞のテレビ欄には「サイコ・サスペンス」と書いてあったのでちょっと興味を持ったからなのですが、サイコではないでしょうこれは。主人公の刑事が3年前に凶悪犯に銃撃されて以来、片足が不自由になったうえ事件のフラッシュバックに苦しみ続けている・・という設定も、どこへつながっていくのかと期待(?)していたのに結局どうというほどのオチもなかったし、要するにお話は全然ピリっとしなかったです。
 ただ、片足引きずっている男の人には思い入れがあるので、この刑事(とくに好みのタイプではなかったですが)を観ているのはそこそこ楽しかったです。
 IMDbによると、これはTVムービーらしい。出演者もほとんどTV作品に出てる俳優陣で、オドレイ・トトゥもこれ以前はけっこうTVの仕事が多かったみたいですね。