間に合った

 金井美恵子『目白雑録2(ひびのあれこれ)』 読了。


 小柄でキビキビした短パン姿の金井美恵子主審が、カズダンスにレッド・カードを掲げて一発退場を宣告しているシーンを観てみたい。でも実際は、ブラジル・アルゼンチンが敗退し、ドイツが勝ち進むという結果(7/2現在)に、いまごろ著者はちょっと口惜しそうにフンッて顔をしているのではないかと想像。

ワールド・カップでこれなのだから、これが本当の“戦争”だったら、彼等はどんなことを喚きたてる? 不快な喚き声から耳や眼の衛生を守るためにも第九条は守らなければならない。(太字部分は原文では傍点)

 「戦」前の予想特番では「冷静なのはセルジオ越後だけ」だったというのも、なんとなく分かるような気もするのですが今さらながら可笑しい。


 2005年9月号掲載分で、佐藤卓己八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学』(ちくま新書)に言及していた。先日のシンポジウムのこともあるし、佐藤氏の本も読まないと・・・(以下略)