買ったタイムリー本

 金井美恵子『目白雑録2(ひびのあれこれ)』(朝日新聞社) 購入。


 エッセイ集というと、あちこちに書かれたものを集めて1冊に編んだものが多いので、場合によると10年以上前の雑誌に掲載された文章をやっと単行本で読む、ということも珍しくない。金井氏のエッセイ集も多くがそんな感じだったけれど、この『目白雑録』シリーズ(?)は、連載終了から間をおかずにそっくり単行本化されているのでかなりフレッシュ。特にこの『2』は、つい先ごろ連載が一区切りとなったものなので、「あとがき」は今回のワールド・カップ代表メンバーの発表当日に書かれたとのこと。連載後半は「サッカーのことばかり書いている」と読者から不満の声(?)もあったというこの本*1、そんなわけなので読む人はどうせなら今すぐ読むのが吉。そういう自分は(^^;)?・・・1冊めのようにズルズル先延ばしにせず、なるべく早く読もうと思います


 ピンクのカバーの裏表紙側には、1冊め『目白雑録』の書影があしらってあるというちょっとお茶目な装丁で、カバーをはずすと赤い表紙。

*1:「あとがき」も結局サッカー話に終始