ひき続きテレビ漬けのGW

 なんとこの回からDr.クレメンテ役であのキュート&セクシー(?)なジョン・レグイザモが出てる!
 最近見かけたジョン・レグイザモといえばこれもテレビで観た『コラテラル・ダメージ』、でもすぐに死んでた(笑)のでちょっと寂しかった。それだけに『ER』出演は嬉しいし、全く知らなかったのでビックリ。しかも登場のしかたも憎たらしくてカッコいい。IMDbによれば全部で12エピソードに出演してるということなので、当分楽しめそうです。
【John Leguizamo interview (ER)】

 リメイク版のあとに、その元作品といえるものを含め3本のオリジナル版が放映されました。同じ電話を使った人体発火殺人でも、「ゼウスの銃爪」はGPS携帯+人工衛星+マイクロウェーブ兵器の組合せなのに対し、元作の「恐怖の電話」は黒電話+超音波攻撃。電柱に登り地下に潜り、交換機を経由して電話線の行先を突き止めるというまさに地道な捜査がかえってカッコいい。太平洋戦争の隠し財宝というダークなネタも絡み、極端なクローズアップやドキュメンタリーふうの不安なカメラの動きなど映像も風変わりで、(古いものについ点が甘くなるのを割り引いても)元作はけっこう面白かったです。

 オリジナル『怪奇大作戦』は、リアルタイムで観ることも可能だったはずの世代ですが、これまで一度も観たおぼえがありません。いちおう元作もカラー番組なんだけど、映っている景色は木製の電信柱・角が丸っこいガラス窓のはまった電話ボックスというあたり、まさに《我らの時代》ていう感じ。すぐに失神する若い女性も時代を表してる(笑)?それはそうと、「かまいたち」の中で小林昭二演ずる町田警部が、《被害女性は10数人のボーイフレンドを持つとんだ「あばずれ」で、あれではバラバラにされてもおかしくない》旨の発言をする場面があるんですが、め○らとかキ○ガイとかには敏感なテレビ局も、こういう女性の人権無視発言は平気なのね凸(-_-メ) 。

 若き岸田森の顔が意外にココリコ田中と似ているのが可笑しい。オリジナル『怪奇大作戦』はこのGW中に14話放映されるので、もう少しだけ観るつもり。(…といいながら「京都買います」録画し忘れた(;_;))