あの頃お洒落だったお店



「オレンジ風味のマフィン」です。 

 昔の『オレンジページ』に載った「スコーンとマフィン」特集を見て作りました。いつのか判らないほど古い切り抜き・・・と思ったけど、たまたま裏面が広告ページで、懸賞の応募締切日から平成4年のものと判明(笑)しました。私のお菓子作り第1次マイブームがその頃だったのだろうか(すでに記憶消失)。  


 調理:加藤千恵、スタイリング:板井典夫となっていて、マロンちゃんってこんなに昔から活躍してたのかー、と改めてびっくり。撮影に使用されている食器などは、イリアムズ・ソノマ東急東横店、デポー39自由が丘店とクレジットされているものが多く、これも時代を感じさせます。

 材料は薄力粉・ベーキングパウダー、砂糖・バター・卵、オレンジ果汁とプレーンヨーグルトです。生地を「八分目くらい流す」という指定だったのですが、型が大きめだったので半分くらいしか入れられなかったのに、予想以上に大きく膨れたので驚きました。ヨーグルトのせいでしょうか? 焼き色もちょっと不揃いなものの、まぁまぁの形になりました。


 当初はオレンジピールの残りものを入れて焼くつもりだったのですが、生協でカリフォルニア産ユーミンオレンジというのが届いたので、レシピどおり生オレンジを絞って使用。でもこのオレンジ、"日本の柑橘類の栽培方式を導入。通常品に比べて糖度が高いバレンシアオレンジです"とのふれこみなのですが、これまでに食べたオレンジ類に比べてむしろ甘みが薄い感じで、香りもあの強烈なオレンジらしい香りとまでは言えないような気がします。その点はちょっと残念でした。

 食べてみたところ、ヨーグルトの酸味がちょっと感じるかな?という程度。オレンジ風味はあまり効いてませんでした(´・ω・`)ショボーン。生地はふんわりしてちょうど食べよい感じでした。


 ちなみに、写っているパイナップルレースとクロスステッチの敷物は、いずれも私ではなく母が作った物です(←禁じ手発動)。