はじめて(いわゆる)天然酵母を使って食パンを焼いてみました。もちろん見た目ではわかりません(笑)。
天然酵母といっても、乾燥(顆粒)・分包のお手軽タイプのものです。
- 出版社/メーカー: サラ秋田白神
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でも、このお手軽タイプがスーパーで売られているのをたまたま見かけ、どうやらドライイーストと同じように「溶かすだけ」で使えるみたいなので、それならと買ってみました。
付属の説明書どおりに食パンを焼いてみました(他に、フランスパン風のプチパンと、バターロールのレシピ掲載)。たいていのレシピと違う点といえば、生地をこねる際に「たたきつけないこと」「傷めないように」との注意書きがあったこと。それと、焼成温度を140℃→160℃→180℃と低温から温度を上げながら焼くと柔らかく仕上がると書いてありました。焼き上がったパンを型から出すと、なるほど持った感じがふんわりしてます。断面はやや気泡が粗い気がしますが、思ったよりも均一にうまく焼き上がっていてソフトな感じ。
ちなみに、秋田県のサイト内にある「白神こだま酵母」に関するページの記載によれば、
(...)いわゆる天然酵母や自然酵母に対する人工的なものとしてイーストという言葉が使用されている場合が多々見受けられますが、イーストも元々は自然界に存在した野生酵母の中から製パン特性の優れたもの選抜し、効率良く増殖させたもので、天然に由来するものです。
一方、一般的に「天然酵母パン種」と呼ばれているものは、水戻ししたドライフルーツを自然発酵させたものや、分離した野生酵母を果汁で培養するなど様々な作り方があるようですが、用語自体の定義のない非常に「あいまいな表示」であり、消費者に「誤認」を与える可能性があります。
このため、秋田県では“白神こだま酵母”を、あえて「天然酵母パン種」等とは名乗っておりませんが、世界自然遺産「白神山地」から分離・選抜された有用な野生酵母であることには間違いありません。
とのことです。